~kemnpusの気紛れ日記~ 仕事柄更新・レスが遅れる場合があるけど許してネ


by kemnpus-ken

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

最新のトラックバック

矢沢永吉in武道館
from Anything Story
アイ~ン
from ミヤモーの戯言
Buffalo Spri..
from 音楽の杜
【名古屋】世界の山ちゃん
from 東京の美味しいグルメ
富山の夜/北森 啓介
from ミヤモーの戯言
7/19 イーグルス・ト..
from 日々の覚書
シェリル・クロウ・コンサ..
from 日々の覚書
肉じゃが考
from 日々の覚書
From The Vau..
from 日々の覚書
Bee Gees 「Ho..
from 音楽の杜

タグ

(410)
(181)
(89)
(78)
(74)
(67)
(57)
(55)
(49)
(43)
(42)
(39)
(38)
(29)
(29)
(27)
(26)
(22)
(20)
(20)
(19)
(18)
(18)
(17)
(16)
(15)
(12)
(12)
(11)
(11)
(9)
(9)
(8)
(8)
(7)
(7)
(7)
(6)
(6)
(5)
(5)
(5)
(5)
(5)
(5)
(4)
(4)
(4)
(4)
(4)
(4)
(4)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)

その他のジャンル

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧

タグ:ウェストコースト ( 20 ) タグの人気記事

されどホテル・カリフォルニア

やっとexciteでもyoutubeの動画を簡単に貼れるようになりました。
再生ボタンをポチッと押して読んでネ。





僕はHotel Californiaの頃のイーグルスをリアルタイムで聴いていなかった。
でもこの映像を初めてテレビで見たときの衝撃は忘れない。
生まれて初めてコンパクトディスクの音を聴いたのもこの曲でした。
買ってきたばかりのONKYOのCDプレイヤーにヘッドホンを挿して、
あのイントロが聴こえてきた感動ときたら…。

その後彼等の色んな曲を聴くようになり、その時その時で「僕のイチバン」は入れ替わった。
ある時はNew Kid In Townがイチバンであったり、Peaceful Easy Feelingであったり…。
もちろんそれらは今でも順位をつけるのが難しいくらい大好きです。
しかしそれはHotel Californiaをある程度消費し尽くしたことと、
世間の「ホテカリのイーグルス」「イーグルスといえばホテカリ」に対する単なる抵抗なのかも知れない。

イーグルスのコピーバンドをやってると、正直この曲をあまり聴かなくなります。
でも演奏するときは無意識に襟を正して演奏します。

されどHotel California

そして大切な曲だからもっと上手になりたい。
いつまでもゴールが見えないです。
これを観ると初心に帰るなぁ。
[PR]
by kemnpus-ken | 2008-08-27 18:29 | 音楽

『 ホテル・カリフォルニア 』 HOTEL CALIFORNIA / EAGLES (1976) 

c0128722_19102721.jpg

HOTEL CALIFORNIA / EAGLES (1976)
ビルボード最高1位 

ロックの歴史を語る上で外せない、言わずと知れたイーグルスの代表作です。
前アルバムのツアー途中でバーニー・レドンが抜け、入れ替わるようにジョー・ウォルシュがツアーに参加。そのままメンバーとなり本アルバムの制作にも大きな影響力を発揮しています。

あまりにも有名な1曲目「Hotel California」が聴きたくて、このアルバムからイーグルスを聴き始めたという人も多いのではないでしょうか?何を隠そう僕がそのクチです。

仮にもギターを触る小生としてはPVとして使われたライブ映像、特にエンディングのドン・フェルダーとジョー・ウォルシュの延々と続く掛け合いギターにシビれたもんです。コレがあまりに長くインパクトがあるため「ドン・ヘンリーの歌は前奏でリードギターに入ってからが本編」と皮肉を言う人までいます(笑)
c0128722_19451756.jpg

(あまりそうだと感じさせない)レゲエのリズムにラテンのメランコリックな旋律、幾重にもダビングされたギターアンサンブルが独創的な世界を作り出し、重たい内容の歌詞とは関係なく日本人の琴線にも触れました。
やはり不滅の名曲と呼ぶしかないです。
Hotel California動画→http://www.youtube.com/watch?v=hcwr1nbmWLI

しかし名盤でありながら特に従来のファンにとってあまり評判のよろしくないアルバムです。
あまりに急激な音楽性の変化が「これはもうイーグルスじゃない」と思わせ、それまでのイメージの延長では好んで聴けないようになってしまったのでしょう。
後期イーグルスの批判を箇条書きすると、
①歌詞がネガティブあるいは哲学的になり暗い内容の曲が増え、従来の爽やかさが無くなった。
②バーニーの脱退に対する不満と、それによるカントリーロック色の減少。
③明らかにルーツが違うジョー・ウォルシュがもたらす音楽性への違和感。
④売るための商業ロックに傾倒し、時間をかけた割りにつまらない。(音楽に「魂」が無くなった)
などが挙げられる。
後にドン・ヘンリーは「売れる曲を書いて何が悪いんだ」と反論している。
c0128722_20252440.jpg

爆発的に売れたように感じますが、ビルボードチャート・トップ40に留まったのは32週。前作『呪われた夜』が57週、更に評判が悪かった次のアルバム『ロング・ラン』ですら36週でした。なんか意外な気がします。

ともあれJ.D.サウザーと共作した大好きな「New Kid In Town」が入ってますし、
ジョーのファンク色が強い「Life In The Fast Lane」もかっこいい。
「Wasted Time」のジャズ寄りなAORサウンドも個人的にはお気に入りです。
アフター・ホテカリ世代だから固定観念無しで素直に聴けるのかも知れないですね。

僕がイーグルスバンドを楽しむひとつの要因は、飽きずに幅広いジャンルに挑戦できることで、そういった意味で本作『ホテル・カリフォルニア』は特にハードルも高く(いや、全部難しいですが…)やりがいのある楽曲が揃ってる気がします。
僕のとってイーグルスはここから全て始まり、今はどっぷり浸かってます。
c0128722_20532679.jpg

[PR]
by kemnpus-ken | 2008-05-06 21:05 | 音楽

『 呪われた夜 』 ONE OF THESE NIGHTS / EAGLES (1975)

c0128722_1215095.jpg

前作『オン・ザ・ボーダー』からのシングル「我が至上の愛」The Best Of My Loveが悲願の全米NO.1となり、世界中の注目するバンドとなったイーグルス。
そんな中での待望のアルバムが本作『呪われた夜』だ。

ジャケットの雰囲気がいかにもロックバンドしてます。
70年代当時はレッド・ツェッペリンの黒魔術を筆頭に暗黒イメージがかっこいいとされていた。
正直言って『呪われた夜』という表現とか魔術がかった写真とかが好きになれなかった。
(『呪われた夜』というのは日本でイメージだけで勝手につけたタイトルだけど…)
それまでのイーグルスの爽やかなカントリーロックのイメージとはかけ離れたビジュアル・アプローチだと思う。
しかしこれこそが「俺たちはロックバンドなんだ!」という主張であり、良くも悪くも彼らの変化の現われだと思う。
それに鷲(eagle)はネイティブアメリカンに神聖に崇められてる鳥である。
EAGLESは高く羽ばたく願いを込めてインディアンの神話からバーニー・レドンが名づけたバンド名なのだ。
そういった想いを併せて改めてジャケットを見ると結構趣があったりする。

前作に引き続きプロデューサーにビル・シムジク、新メンバー・ドン・フェルダーのエレクトリックギターもすっかり溶け込み、よりハードなサウンドが目立つ。
同時にもはやカントリー・ロックではくくれない多様性も発揮している。

タイトル曲の「One Of These Nights」ではドン・ヘンリーがアース・ウィンド・アンド・ファイヤーばりの裏声でしっとり黒っぽいヴォーカルを聴かせている。
「Journey Of The Sorcerer」はバーニーによる6分を超えるインスト曲。バンジョーとストリングスが怪しい旋律を奏でる。
「Too Many Hands」「Visions」あたりは新しい彼らのハードな面が出てる。
しかし意外なことにカントリーっぽい曲が前作より多い。
ランディ・マイズナーのハイトーンが冴える「Take It To The Limit」。
ドンとグレンのハーモニーが素晴らしい「After The Thrill Is Gone」。
「Hollywood Waltz」「Lyin Eyes」もこれまでのイーグルらしい”爽やか路線”を引き継ぐサウンドだ。

僕にとって「After The Thrill Is Gone」がこのアルバムのベストトラックで同時にイーグルスで一番好きな曲です。

ここで注目したいのはバーニー・レドン。
2曲の美しい曲を提供しているものの彼の本領・ブルーグラスは聴かれない。
バンドをリードしているグレン・フライとドン・ヘンリー、彼らとバーニーの仲は一触即発状態だったと言われる。
同時に新たな音楽アプローチと新しいギタリスト・ドン・フェルダーの活躍は彼の”居場所”を奪い次第に孤立させていったともいう。
彼の提供した2曲はバンドで作ったというより極めて個人的な曲である。
(アルバム中袋:左から2番目がバーニー)
c0128722_1313527.jpg

『呪われた夜』は成功を約束されてたかのようにアルバム初の全米1位を獲得。
シングル最高位は「One Of These Nights」(1位)/「Lyin Eyes」(2位)/「Take It To The Limit」/(4位)という驚異的セールスだ。
このアルバムを携えてイーグルスは日本を含むワールドツアーに出るが、そのツアー半ばにバンドの名付け親バーニーは突然バンドを去ってしまう。
[PR]
by kemnpus-ken | 2008-04-16 13:22 | 音楽

『 オン・ザ・ボーダー 』 ON THE BORDER / EAGLES (1974)

c0128722_190826.jpg

ON THE BORDER / EAGLES (1974.4.27発売)
ビルボード最高17位

01. Already Gone
02. You Never Cry Like A Lover
03. Midnight Flyer
04. My Man
05. On The Border
06. James Dean
07. Ol' 55
08. Is It True?
09. Good Day In Hell
10. The Best Of My Love

正直言うとこのアルバムを手に入れたのは結構後になってからだ。
いわゆる「ジャケ買い」という部分でこの描きかけて止めちゃったみたいなイラストが魅力をそいでいた。(結局は買ったけど)
改めて「紙ジャケットシリーズ」で買いなおすと、当時のLPにはこんなエンボス加工がほどこされてたんだ、なんて味わいを感じるようになりました。

イーグルス3枚目となるこのアルバム、2つの大きな変革が新しいイーグルスの音となって現れています。

まずデビューから2枚のアルバムを一緒に製作してきたプロデューサー・グリン・ジョーンズとの決別。本拠地ロスのレコーディングスタジオに迎えたのはのちにメンバーとなるジョー・ウォルシュのアルバムなどを手がけたプロデューサー、ビル・シムジクである。
これは「よりロック色を強めたい」というイーグルス側の希望によるもので、アルバム全体を支配するディストーションサウンドに大きく現れている。
もうひとつの変化が前作『ならず者(Desperado)』ツアーをサポートしていたギタリスト、ドン・フェルダーがメンバーとして迎え入れられレコーディングに加わった。これによりギターバンド・イーグルスのバッキング+ツイン・リードというお家芸が可能となり、より激しくよりノイジーな面を見せるようになる。

軽快なロック曲の01. Already Goneや06. James Deanあたりは複雑に入り組んだギター・アンサンブルがかっこいい。
バーニーのバンジョーがフィーチャーされた03. Midnight Flyerは下地はブルーグラスなんだけど、ロックの洗礼を受けた激しく尖ったサウンドで明らかに新しいジャンルだと思う。
注目すべきは前作のDesperadoで披露したグレンのピアノが本作でも際立っており、02. You Never Cry Like A Loverや07. Ol' 55でシンプルながら楽曲の多彩性に色を添えている。このバラエティに富んだ曲構成がイーグルスの一番の魅力だと僕は思う。
そして04. My Man。
バーニー・レドンによる珠玉のバラード。若くして亡くなった旧友グラム・パーソンズを偲んで切々と歌うバーニーと美しいコーラス。僕はこのアルバムのベストトラックに選びたい。

↓アルバムのおまけポスター(左からバーニー・レドン、ドン・ヘンリー、ランディ・マイズナーそしてグレン・フライ。新メンバーのフェルダーが写ってないアバウトさがアメリカ的ですネ)
c0128722_2033092.jpg

アルバムチャートは過去最高の17位をマーク、そして彼らに大きな事件が起きる。J.D.サウザーと共作した10. The Best Of My Loveがシングルとして彼ら初の全米1位をもたらしたのだ。
ここから世界のイーグルスとして快進撃が始まるのである!
[PR]
by kemnpus-ken | 2008-02-24 20:16 | 音楽

『 ならず者 』 DESPERADO / EAGLES (1973)

c0128722_11533130.jpg

DESPERADO / EAGLES (1973.4.17発売)
ビルボード最高41位

01. Doolin-Dalton
02. Twenty-One
03. Out Of Control
04. Tequila Sunrise
05. Desperado
06. Certain Kind Of Fool
07. Outlaw Man
08. Suturday Night
09. Bitter Creek
10. Doolin-Dalton(reprise)/Desperado(reprise)

デビュー作『イーグルス・ファースト』(72)がまずまずのヒットとなった。
僕はリアルタイムでは知らないが、日本でもこの爽やかなウェストコーストサウンドは歓迎されてイーグルスという名前はロックファンに知れわたったようだ。

さて、セカンドアルバムの製作となるのだが、(ある程度の)ヒットをしたことにより前作のプロデューサー主導の抑圧されたレコーディングからアーチスト側の発言権が大きくなった。
もっともイーグルスにとってプロデューサーのグリン・ジョーンズが押す「カントリーロック路線」もまんざらではなくなっている。世間も「カントリーロックのイーグルス」として受け入れてしまった。
グレン・フライとドン・ヘンリーが打ち出したのはアルバム全体に統一感を持たせたコンセプト・アルバムを製作するということだ。デビュー2作目にしてリスクのあるやり方だが、それだけ自信があったのだろう。

ここで付け加えておきたいのが、悲しいかな「イーグルスの歴史」はメンバー間のエゴの衝突・崩壊の歴史でもある。ここでいよいよドンとグレンがバンドを先導独占し始める。バーニー・レドンとランディー・マイズナーにとっては明らかに前作と何か勝手が違った。

アルバムの内容は「盗賊・ダルトン兄弟」というヒールを主人公に見立てたセンチメンタルなテーマで楽曲が並ぶ。アルバムジャケットも彼らが「ダルトン一味」に扮している。(後ろジャケットでシェリフに撃たれて死んでいる写真の右端の人物はグレンと曲を書いてきたJ.D.サウザー)
c0128722_1237127.jpg

ウェスタンな雰囲気な曲が並ぶなか注目したいのがグレンによる03. Out Of Controlや07. Outlaw Man。彼の本質がより激しいロックンロールにあることがうかがえる。
その反面ドンのボーカルが切ない08. Suturday Nightや今も数々のアーチストに歌い継がれる永遠の名曲05. Desperadoで感傷的で繊細な楽曲も提供している。このあたりがイーグルスのすごいところ。未だドンを越えるDesperadoにはお目にかかっていない。
04. Tequila Sunriseはマリアッチっぽい雰囲気で、のちのNew Kid In Townを彷彿とさせる。メキシコと隣り合わせの土地柄がこういった曲をインスパイアさせるのですかね?10. Doolin-Dalton(reprise)/Desperado(reprise)は組曲仕立ての意欲作。個人的には09. Bitter Creekがシブくてフェイバリット・トラックです。


商業的には成功しなかったけど名曲揃いでファンの間では名盤との声が高い。「動」と「静」が際立った曲作りでイーグルスの歌手・作曲家としての技量を知らしめた1枚だ。
このアルバムが一番好きだとは言わない、比べられないから(笑)
[PR]
by kemnpus-ken | 2008-02-20 13:05 | 音楽

『イーグルス・ファースト』 / EAGLES (1972)

c0128722_20552713.jpg

EAGLES (1972.7.22発売) ビルボード最高22位

01. Take It Easy
02. Witchy Woman
03. Chug All Night
04. Most Of Us Are Sad
05. Nightingale
06. Train Leaves Here This Morning
07. Take The Devil
08. Earlybird
09. Peaceful Easy Feeling
10. Tryin'

アメリカンドリームを描いて多くの若者が集まったロサンゼルス。グレンもドンもそんなひとりだった。数々の失意を繰り返しながらたむろしていた伝説のクラブ「トルバドール」でリンダ・ロンシュタットに声を掛けられバックバンドを務めたのは有名な話だ。
「カッコいいメンバーでカッコよく歌って演奏もイカしてて曲もいい、そんなバンドをやろうぜ」
若気の至りのようなグレンの発案で彼らはリンダのバックバンドから独立する。
定説では一応そんな流れででイーグルスはデビューすることとなる。

メンバーはグレン・フライ(G)、ドン・ヘンリー(Dr)、バーニー・レドン(G)、ランディ・マイズナー(B)の四人。
本作『イーグルス・ファースト』はロックンロールを軸にしつつもカントリーやブルーグラスの色が濃い。08. Earlybirdではブルーグラス畑出身のバーニーのバンジョーがフィーチャーされている。アコースティックな曲も多い。
全員がリードボーカルをとり、3声・4声のコーラスがとても爽やか。

The Byrdsからの流れであるカントリーロックが初期のイーグルスの特徴となる経緯は実はちょっと意外なエピソードがある。
プロデューサーはThe WhoやThe Rolling Stonesを手がけた英国のグリン・ジョーンズ。レコーディングはロンドンで行われた。
元々ツェッペリンのようなブリティッシュロックがやりたかった彼らにとって願ったり叶ったりと思いきや「お前らにロックができるのか」と一蹴されカントリー色を押し付けられたとのこと。

僕らが聴く限りこのアルバムは爽やかな西海岸の風のようなサウンドだし、
よもや遠く湿った曇り空のロンドンで怒られながら嫌々作った作品と思えない。
乾いたサウンドが以降の他のどのアルバムよりアメリカを感じるし、
「easy」とか「peaceful」といった開放的なキーワードが心地よい。

気軽にいこう
運命に翻弄されるな
出来る限り陽気にいこう
こむずかしく考えるな
自分の理解できる範囲でいいんだ
気軽にいこうぜ
       Take It Easy より

今夜まばゆい星に囲まれて誰もいない荒野でお前と眠りたい
こんな穏やかな気分でいられるのは
お前が裏切らずにいてくれるから
俺が地に足をつけて構えているから
       Peaceful Easy Feeling より

c0128722_2242267.jpg

↑見開きの写真(焚火を囲んでソフトドラッグで気持ちよくなってます)

カントリーロックフレイバーでバーニーが活躍していたこの頃のアルバムが最高というファンも多い。僕はアフター「ホテル・カリフォルニア」でイーグルスを知ったけど、今でこそ昔からのファンの言い分もよく判る。このアルバムには若くて生意気で夢を持ち、そしてちょっと危なげな彼らがいる。イーグルスのキャリアで一番生命感溢れる作品かも知れない。

ちなみに僕のバンドの名前・EARLYBIRDSとブログタイトルの由来は言うまでも無くこのアルバム曲から貰ったんですよ。
ドライブにイーグルスのCDを1枚だけ持っていくなら断然コレだな。
[PR]
by kemnpus-ken | 2008-02-19 22:25 | 音楽

11月27日 Tapestry / Carole King(1971)

もうかなり昔の話だけど上野~札幌間の夜行列車「北斗星」が開通したころ、
テレビの深夜枠で北斗星の運転席に固定したカメラで撮影した映像を
ノーカットで放送したことがあった。
もちろん全部そのまま流したら一晩以上かかってしまうので、
主要駅の発着時や青函トンネル・朝日を浴びる海沿いの風景など以外は早回しの映像だ。
上野駅から札幌駅までの全行程をたしか3時間ぐらいにまとめられていた。

ナレーションなどは一切なく、音声は70年代に限定した洋楽ヒットソングが流れるだけ。
(副音声では中島みゆき・ちあきなおみといった70年代の日本の曲だった)
実に斬新で実に感動的な企画だった。

当然早回しの時は目が回るような疾走感たっぷりの映像なのだが、
Roundabout / YESやSaturday In The Park / CHICAGO、Saturday Night / BAYCITY ROLLERSといった選曲が映像と妙にピッタリ合って幻想的ですらあった。
ただ曲を流すのではなく、ちゃんと場面場面に合った選曲がにくい。

映像がスローダウンして通常の早さになるとアップテンポの曲がフェイド・アウトして、
深夜の停車駅の静けさに合わせた曲がかかる。
そこでなんといっても印象深かったのがCarole KingのIt's Too Lateだった。
延べ売り上げ2200万枚を超えるアルバム「Tapestry」に収められているキャロルの代表曲だ。
c0128722_16483158.jpg

場所は盛岡駅あたりだっただろうか。
ゆっくりと列車は動き出し、誰もいないプラットホームを離れ夜の街並を後方へ追いやっていく。
そのどこか物悲しくもある場面にIt's Too Late。
列車の加速に合わせるような曲のテンポが絶妙で、僕は妙に感動してしまった。
僕がキャロル・キングを好きになったのはまさにこの瞬間だった。
c0128722_1705037.jpg

あのとき録画したBetaのビデオテープは引越しとともにどっかに行ってしまったけど、
今でもこの曲を聴くとあの場面が脳裏からフラッシュバックして、
なんともいえない哀愁を感じてしまう。
[PR]
by kemnpus-ken | 2007-11-27 17:03 | 音楽

11月7日 ウェストコーストの竹内まりや

先日紹介したカーラ・ボノフのライブアルバムにハマっていて、
ヘヴィ・ローテーションで聴きまくっています。
1曲1曲を愛おしむように歌い上げるカーラの声を聴いていると、
「仕事としてなりプライベートなり歌い続けていたんだなあ」
という変わらぬ質の高さと楽曲への愛着が感じられます。
それは長年彼女の曲を聴いていた僕にとってとても嬉しいことでした。
c0128722_15413918.jpg

なぜリンダ・ロンシュタットでなくカーラなのか。
ベスト盤以外アルバムでじっくり聴いたことがあまりないので詳しくないが、
リンダ・ロンシュタットに対してある固定イメージがある。
それは「強い」である。
c0128722_168233.jpg時は70年代、ウーマンリブや男女同権が叫ばれる中でもまれて這い上がった苦労人だ。
結果として彼女は「ウェスト・コーストの女王」として君臨するが、
ミュージックシーンという「オトコ社会」で地位を獲得するのに大変な苦労をしたと思う。
あくまでイメージだがリンダは「ウェストコーストのゴッド姉ちゃん」和田アキ子なのだ。
「グレン、肩をお揉み」てなもんである(←想像ですよ)
(※グレン→バックバンドをやってたイーグルスのグレン・フライ)
リンダももちろん失恋の歌も歌っているが、
「悲しみなんて笑い飛ばしてやる、オトコなんていくらでもいるわ」という印象を受けてしまう。
リンダなら大丈夫、またやっていけると。
それはカラッとしていて実にアメリカ的でもある。
決して悪いことではなくて実はそんなリンダが好きでもある。


対するカーラ・ボノフには正反対のベクトルを感じる。
彼女も苦労人なのかも知れないが、
リンダが築きあげた女性シンガーの地位に相乗りした感がぬぐえない。
「リンダのおかげで楽にヒットしちゃった」という感じ。
しかし決定的な違いは歌詞にでている気がする。
「男性依存型」になっているストーリーが多い。
どこか危うげな「弱い女」を前面に出しているのだ。
でも決して男に媚びているわけではない。
奥に秘めた優しさや強さも伝わってくる。
ただ基本として弱い部分を隠さない素直な気持ちが歌詞に表れている。

Back there in your room, while you were gone
I found the pages that she wrote to you
My heart just froze, but I can't stop myself
I see what jelously can do

I wish that it could all just be erased
I can't believe she could take my place

             あなたがいない間、あなたの部屋で
             彼女があなたに書いた手紙を見つけたわ
             一瞬、心臓が凍ってしまったわ…、
             自分を止めることができなかったの
             嫉妬するとどうなるか、よくわかったわ
             …
             あぁ、そのすべてが消えてしまえばいい
             彼女が私の役目を奪い取れたなんて信じられないもの

      79年アルバム『RESTLESS NIGHT』から「THE LETTER (手紙)」

男の端くれとして手を差し延べたくなる歌詞と切ないメロディに僕はヤラれてしまうのだ。
馬鹿ですね(笑)
c0128722_16575392.jpg

リンダが「ハツラツ」なのに対してカーラは「しっとり」してる。
アップテンポな曲ですらカーラはどこか「お嬢さま」の気品がある。
時代的に例を挙げるなら天地真理と麻丘めぐみといったところだろうか(←古!)

CDのライナーではこう書かれている。
「花に例えるならリンダは大輪のバラの花で、カーラは白いユリの花。
清楚で気高く匂やかで、それでいて芯が強そうでしっかりした存在感がある」
うーん、実に的を得ている。

シンガーソングライターとしてはなぜか竹内まりやと共通項を感じる。
(正確に言うなら竹内まりやが西海岸をはじめアメリカンポップスをしっかり吸収しているのだが)
そのしなやかな歌いっぷりと素直な女性心理を歌った歌詞。
なによりその声の響き方が竹内まりやのそれと似ている。
その竹内まりやを聴いているときはカレン・カーペンターを彷彿させる。
3人とも何か同じ波動を発しているのだろうな。
実際竹内まりやもカーラ・ボノフをフェイヴァリットシンガーの一人としており、
自身のアルバムでカヴァーしている。

女王・松任谷由美のようにがむしゃらでなく、一歩下がったポジションで心のままに歌う竹内まりやのように、カーラの歌声も軽やかで優しく心を癒してくれている気がする。
[PR]
by kemnpus-ken | 2007-11-07 15:41 | 音楽

11月2日 KARLA BONOFF / LIVE

夕方家に戻ると待望の荷物が届いていた。
注文して半月が過ぎていたカーラ・ボノフのライブCDだ。
KARLA BONOFF / LIVE
c0128722_20343518.jpg

カーラにとって久しぶりのアルバム、そして初めてのライブアルバムだ。

カーラとの出会いは今でも鮮明に覚えている。
学生の頃、横浜・石川町のタワーレコードでCDを物色していた時だ。
店内で流れる甘く切ない彼女の歌声に一瞬で心を奪われた。
恋に堕ちたと言っても過言ではない。
店員に誰のCDか尋ねるとカーラ・ボノフのこれだという。
c0128722_20474433.jpg
『 麗しの女~香りはバイオレット』(82年)という彼女の3枚目にあたるアルバムだった。
あれが欲しい、これが欲しいという欲求をすべて忘れ、この1枚だけを買って帰った。
僕の心を虜にした切ない歌は5曲目の「Just Walk Away」 という曲だった。

それから彼女のファンになって他のアルバムも購入したが、どのアルバムも心に染みる曲がたくさん詰まっていた。
いつしか彼女は僕の心の歌姫となっていった。

元々リンダ・ロンシュタットに彼女の曲がとりあげられヒット、このことでカーラ自身も注目の人となった。この経緯からリンダと比較されることも多いウェストコーストの歌姫の一人である。リンダも大好きだが、僕は断然カーラ派である。


さてこのライブアルバムだが、ベスト盤を除くとなんと88年以来のアルバムリリースだ。
最初カーラ自身のサイトのみでの販売だったので購入方法がわからなくて困ったが、
今は通常ルートでの入手が可能になった。
内容は2004年のサンタ・バーバラ(カリフォルニア)でのコンサートの模様が収められている。
(1曲のみ翌年の東京公演の音源が使われている)
2枚組み21曲入りの豪華仕様である。
残念ながら2005年の来日公演は行くことができなかった。
このCDはそのときとほぼ同じセットリスト・同じメンバーである。

日本公演がいかに素晴らしいコンサートだったかは、1曲目の「I Can't Hold On」を聴けば容易に想像がつく。
カーラの歌声は20年以上が経っても衰えることなく美しかった。
もちろん写真のカーラ自身も美しい。
昔の恋人が当時のまま目の前に現れたかのようにドキドキする。
彼女のパートナーで僕の恋敵(笑)ケニー・エドワーズを筆頭にバックミュージシャンも原曲に忠実に、そしてアットホームなサウンドでカーラをサポートしている。
「僕たちも君も昔と何も変わってないんだよ」
と語りかけているみたいな故郷のような温かさ・安心感がそこにある。
今聴くとカーラはジョーン・バエズに近いフォーク歌手なんだと改めて思った。
「Never Stop Her Heart」などのアコ-スティックな曲は特に秀逸。
(↓これは若い頃のカーラ・ボノフ)
c0128722_1265233.jpg

最後の「The Water Is Wide」はトラディショナルソングだがカーラの代表曲でもある。
日本では最近もCMで使われたりして人気の高い曲だ。
ちなみにアルバムではジェイムス・テイラーとデュエットしている。
大好きなこの曲もみごとにしっとりと再現していて、もう涙なくしては聴けない。

長く愛していける素晴らしいCDを手に入れた手ごたえとともに、
どんなことがあっても2005年の日本公演は行くべきだったと今更ながら悔やんでいる。
[PR]
by kemnpus-ken | 2007-11-02 21:52 | 音楽

10月27日 噛むほどにキャロル・キング

キャロル・キングといえば ’71年のセカンドアルバム『つづれおり』( Tapestry )。
グラミー賞4部門獲得、全米アルバムチャートで15週連続1位の快挙を見せたモンスターアルバムである。
『つづれおり』( Tapestry )
c0128722_18292131.jpg

大ヒットシングル「It's Too Late」を含め名曲揃い。
僕もリアルタイムでないながらも初めて耳にして以来長い間愛聴している1枚だ。

ところで他の作品はどうなんだろう?

何故か気になりながらもキャロルはなかなか手を出さなかった。
キャロルに限らず新しい物に手を出すことが年々面倒になってるからかな?
それがひょんなことで最近 ’70年のファーストアルバム『ライター』を購入。
『ライター』(Writer)
c0128722_18415898.jpg

注目はキャロルがプロの作曲家として活躍していた60年代、ザ・バーズ(The Byrds)が歌った彼女の曲「Goin' Back」、僕はこの曲が大好き。これを歌手キャロル・キングとしてセルフカヴァーしている。

ところがアルバムを聴いて正直最初ピンと来なかった。

ひとつは馴染みの曲がほとんどなく、『つづれおり』のようには入り込みにくかった。
そして彼女の声質はどこかエキセントリックで、耳にキツいところがある。
演奏形態もときにジャズっぽかったりして、
うまく言えないけど僕には聴く場所や環境、心理状態を選ぶアルバムだった。
特に慣れるまでの初期の段階は。
街中でのMP3プレイヤーや車の中ではぜんぜんダメだった。

昔はレコードを聴くといったら、レコードに針を落としてステレオセットの前にあぐらをかいて、
とにかく集中して聴いた。
コーヒーを飲みながらにしろ、ライナーを読みながらにしろ主役は音だった。
今はどこでも聴ける便利さの反面、あのころの集中力が無くなってしまった。
そして簡単に次の曲に飛ばしてしまう。
簡単に飛ばしながら聴いてピンとこないアルバムはホコリをかぶり、
やがて中古店に処分される運命となる。

条件が揃ってじっくり何度も聴いていくうちに『ライター』に味が出てきた。
キャロルの歌声が温かく優しい響きに変わってきた。
サポートしているジェイムス・テイラーのアコースティックギターが際だってきた。
そしてヒットアルバム『つづれおり』となんら変わらず優れた作品であることに気づいたのだ。
「Goin' Back」もバーズとは随分違うけど、これはこれで今やお気に入りだ。
アルバム全体を例えるなら、太陽をたっぷり浴びた洗いざらしのコットンのTシャツを着たときの幸福感に似ている、ような気がする。
なんかワインの寸評みたいだな(笑)
c0128722_19322729.jpg

こんな風に遅れて良くなって来る作品もあるのだ。
キャッチーで使い捨ての音楽が氾濫する現在の音楽事情に僕も慣らされてしまった。
例えばジェイムス・テイラーも根強いファンが多い割りにヒットが少ない。
彼は今も変わらず心に染みる素晴らしい歌手である。

ヒットチャートに惑わされてはいけない。
まだまだ僕を魅了する音楽はたくさんあるぞ。
じっくり腰をすえて耳を研ぎ澄ませば。
そんなことを気づかせてくれたアルバムでした。

最後に、来月キャロル・キングが来日する。
メアリー・J・ブライジとファーギーとの3アーチストのジョイントLIVEである。
キャロルって案外とソウル志向だしメアリーもファーギーも凄いけど、
「何も混ぜなくても…」である。
3日に分けてやって欲しかったです。
c0128722_19593278.jpg

[PR]
by kemnpus-ken | 2007-10-27 19:58 | 音楽