~kemnpusの気紛れ日記~ 仕事柄更新・レスが遅れる場合があるけど許してネ
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10月27日 噛むほどにキャロル・キング
キャロル・キングといえば ’71年のセカンドアルバム『つづれおり』( Tapestry )。
グラミー賞4部門獲得、全米アルバムチャートで15週連続1位の快挙を見せたモンスターアルバムである。
『つづれおり』( Tapestry )
大ヒットシングル「It's Too Late」を含め名曲揃い。
僕もリアルタイムでないながらも初めて耳にして以来長い間愛聴している1枚だ。
ところで他の作品はどうなんだろう?
何故か気になりながらもキャロルはなかなか手を出さなかった。
キャロルに限らず新しい物に手を出すことが年々面倒になってるからかな?
それがひょんなことで最近 ’70年のファーストアルバム『ライター』を購入。
『ライター』(Writer)
注目はキャロルがプロの作曲家として活躍していた60年代、ザ・バーズ(The Byrds)が歌った彼女の曲「Goin' Back」、僕はこの曲が大好き。これを歌手キャロル・キングとしてセルフカヴァーしている。
ところがアルバムを聴いて正直最初ピンと来なかった。
ひとつは馴染みの曲がほとんどなく、『つづれおり』のようには入り込みにくかった。
そして彼女の声質はどこかエキセントリックで、耳にキツいところがある。
演奏形態もときにジャズっぽかったりして、
うまく言えないけど僕には聴く場所や環境、心理状態を選ぶアルバムだった。
特に慣れるまでの初期の段階は。
街中でのMP3プレイヤーや車の中ではぜんぜんダメだった。
昔はレコードを聴くといったら、レコードに針を落としてステレオセットの前にあぐらをかいて、
とにかく集中して聴いた。
コーヒーを飲みながらにしろ、ライナーを読みながらにしろ主役は音だった。
今はどこでも聴ける便利さの反面、あのころの集中力が無くなってしまった。
そして簡単に次の曲に飛ばしてしまう。
簡単に飛ばしながら聴いてピンとこないアルバムはホコリをかぶり、
やがて中古店に処分される運命となる。
条件が揃ってじっくり何度も聴いていくうちに『ライター』に味が出てきた。
キャロルの歌声が温かく優しい響きに変わってきた。
サポートしているジェイムス・テイラーのアコースティックギターが際だってきた。
そしてヒットアルバム『つづれおり』となんら変わらず優れた作品であることに気づいたのだ。
「Goin' Back」もバーズとは随分違うけど、これはこれで今やお気に入りだ。
アルバム全体を例えるなら、太陽をたっぷり浴びた洗いざらしのコットンのTシャツを着たときの幸福感に似ている、ような気がする。
なんかワインの寸評みたいだな(笑)
こんな風に遅れて良くなって来る作品もあるのだ。
キャッチーで使い捨ての音楽が氾濫する現在の音楽事情に僕も慣らされてしまった。
例えばジェイムス・テイラーも根強いファンが多い割りにヒットが少ない。
彼は今も変わらず心に染みる素晴らしい歌手である。
ヒットチャートに惑わされてはいけない。
まだまだ僕を魅了する音楽はたくさんあるぞ。
じっくり腰をすえて耳を研ぎ澄ませば。
そんなことを気づかせてくれたアルバムでした。
最後に、来月キャロル・キングが来日する。
メアリー・J・ブライジとファーギーとの3アーチストのジョイントLIVEである。
キャロルって案外とソウル志向だしメアリーもファーギーも凄いけど、
「何も混ぜなくても…」である。
3日に分けてやって欲しかったです。
グラミー賞4部門獲得、全米アルバムチャートで15週連続1位の快挙を見せたモンスターアルバムである。
『つづれおり』( Tapestry )
大ヒットシングル「It's Too Late」を含め名曲揃い。
僕もリアルタイムでないながらも初めて耳にして以来長い間愛聴している1枚だ。
ところで他の作品はどうなんだろう?
何故か気になりながらもキャロルはなかなか手を出さなかった。
キャロルに限らず新しい物に手を出すことが年々面倒になってるからかな?
それがひょんなことで最近 ’70年のファーストアルバム『ライター』を購入。
『ライター』(Writer)
注目はキャロルがプロの作曲家として活躍していた60年代、ザ・バーズ(The Byrds)が歌った彼女の曲「Goin' Back」、僕はこの曲が大好き。これを歌手キャロル・キングとしてセルフカヴァーしている。
ところがアルバムを聴いて正直最初ピンと来なかった。
ひとつは馴染みの曲がほとんどなく、『つづれおり』のようには入り込みにくかった。
そして彼女の声質はどこかエキセントリックで、耳にキツいところがある。
演奏形態もときにジャズっぽかったりして、
うまく言えないけど僕には聴く場所や環境、心理状態を選ぶアルバムだった。
特に慣れるまでの初期の段階は。
街中でのMP3プレイヤーや車の中ではぜんぜんダメだった。
昔はレコードを聴くといったら、レコードに針を落としてステレオセットの前にあぐらをかいて、
とにかく集中して聴いた。
コーヒーを飲みながらにしろ、ライナーを読みながらにしろ主役は音だった。
今はどこでも聴ける便利さの反面、あのころの集中力が無くなってしまった。
そして簡単に次の曲に飛ばしてしまう。
簡単に飛ばしながら聴いてピンとこないアルバムはホコリをかぶり、
やがて中古店に処分される運命となる。
条件が揃ってじっくり何度も聴いていくうちに『ライター』に味が出てきた。
キャロルの歌声が温かく優しい響きに変わってきた。
サポートしているジェイムス・テイラーのアコースティックギターが際だってきた。
そしてヒットアルバム『つづれおり』となんら変わらず優れた作品であることに気づいたのだ。
「Goin' Back」もバーズとは随分違うけど、これはこれで今やお気に入りだ。
アルバム全体を例えるなら、太陽をたっぷり浴びた洗いざらしのコットンのTシャツを着たときの幸福感に似ている、ような気がする。
なんかワインの寸評みたいだな(笑)
こんな風に遅れて良くなって来る作品もあるのだ。
キャッチーで使い捨ての音楽が氾濫する現在の音楽事情に僕も慣らされてしまった。
例えばジェイムス・テイラーも根強いファンが多い割りにヒットが少ない。
彼は今も変わらず心に染みる素晴らしい歌手である。
ヒットチャートに惑わされてはいけない。
まだまだ僕を魅了する音楽はたくさんあるぞ。
じっくり腰をすえて耳を研ぎ澄ませば。
そんなことを気づかせてくれたアルバムでした。
最後に、来月キャロル・キングが来日する。
メアリー・J・ブライジとファーギーとの3アーチストのジョイントLIVEである。
キャロルって案外とソウル志向だしメアリーもファーギーも凄いけど、
「何も混ぜなくても…」である。
3日に分けてやって欲しかったです。
by kemnpus-ken
| 2007-10-27 19:58
| 音楽