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~kemnpusの気紛れ日記~ 仕事柄更新・レスが遅れる場合があるけど許してネ


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10月12日 Back To 1984

80年代が幕を開けると、音楽シーンも新しい時代に突入する。
MTVの台頭でロック・ポップスは大きな変化をみせた。
楽曲の良さに加えビジュアルのいいアーチスト、話題性のある映像がヒットチャートを占めた。
70年代の終わりにバグルスのヒット曲「ラジオスターの悲劇」(原題は”Video Kill The Radio Star”)が予言した通り、時代は映像の時代に入ったのだ。
同時に「本物のロックは死んだ」とも言われた。

デュラン・デュラン、カルチャー・クラブ、マドンナ、シンディー・ローパー、マイケル・ジャクソン、ヴァン・ヘイレン、ジャーニー、カーズ…
僕は逆にこの頃から洋楽を聴き始めた。
手軽にテレビでロックスター達に会えることに夢中になった。
小林克也の「ベストヒットUSA」やピーター・バラカンの「ポッパーズMTV」、
「Sony Music TV」とかは毎週観てたな。
僕にとってこの情報収集は同時に80年代以前の偉大なアーチストを知る窓口でもあった。
ある種ブームでもあり、MTV時代は1984年あたりにピークを迎える。
最近よく売ってる80年代のコンピCDでも、収められている曲の中心は84年あたりが多い。
洋楽が華やかだった時代で、まさに僕の青春だ。

映画の世界もこうした時代に反応したものが作られ、ヒットした。
『フラッシュダンス』『フットルース』などである。
特に後者ケビン・ベーコン主演の『フットルース』(’84)はサントラも爆発的に売れたが、今でも名盤だと思う。
10月12日 Back To 1984_c0128722_15262871.jpg

10月12日 Back To 1984_c0128722_15354945.jpg
先日ヨドバシの駐車代を浮かすため(笑)こんなDVDも購入した。
『ストリート・オブ・ファイヤー』
これもやはり1984年の作品だ。
いわば50年代の『理由なき反抗』(’55)や『乱暴者』(’54)みたいな不良青春映画の84年版。まさに「ロックと若さは同義語」だった時代の映画を模した作品です。
一応タイムレスな設定で、車やバイクは50年代だが音楽はめちゃエイティーズの音。当時最新の音楽も今聴くとすっかり時代の音で、なかなか妙な味を出してます。

高架下の古い街並みがとてもヤバい雰囲気を作り出している。
この映画全体の空気というか暗く湿った独特の世界が好きだ。
BGMはライ・クーダーのスライドギター(シブい!)
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ストーリーは「お約束」に満ちてますが、いいんです!
主人公がクールでタフガイであれば。
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ヒロインが美しければ。(ダイアン・レイン最高!)
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ヒールが極悪であれば。(ウィレム・デフォー若い!)
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そして音楽が良ければ。
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個人的にノスタルジックな気分に浸りたい時に観たくなる映画です。
by kemnpus-ken | 2007-10-14 16:34 | 映画