~kemnpusの気紛れ日記~ 仕事柄更新・レスが遅れる場合があるけど許してネ
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9月10日 レミーのおいしいレストラン
先日の休みに映画『レミーのおいしいレストラン』を見てきた。
待望のディズニー/PIXAR製作のフルCGアニメーション最新作だ。
いい! 最高だった!
PIXARはジョン・ラセター監督を中心にしたCGアニメの映像集団で、もともとはショートムービーを製作しては映画祭などに出品していた。そしてディズニーと共同でおもちゃの世界を描いた『トイ・ストーリー』を発表。当時フルCGでの長編アニメは初めての試み。その映像技術の驚異と夢溢れるストーリーで世界中を虜にした。
やがて『バグズライフ』『トイ・ストーリー2』『モンスターズ・インク』とヒット作を出し続け、前作『カーズ』に至るまで僕の中ではハズレが無かった。
映像技術は作品ごとに目覚しく進化を続け更にアート性を増し、物語は美しい映像と美しい音楽とともに常に新しい感動を与えてくれる。
PIXAR作品は「子供向け」と誤解されやすいが、どの作品も大人ならニヤリとするであろう懐かしい夢、思い出、ロマンが物語の軸になっている。そしてそれを子供達にやさしく楽しく語って聞かせる大人のファンタジー映画なのだ。
僕の大好きな絵画の世界で「スーパーリアリズム」という分野がある。
「えっ、コレ写真じゃないの!」と驚かされる絵。
抽象画とは対極をなし、目に映るものが全てというアートとしては軽く扱われがちな分野だ。
PIXARの作品にはこの驚きが満載。
本作品でもため息がでるような美しいパリの街が描かれている。
食器の小さな傷、グラスの中で揺れるワインに至るまで手を抜くことなくその質感を再現している。まるで香りまで再現しているかのよう。
かといって現実は街並みもそこまで美しいはずはなく、どこかでデフォルメし脚色し、排除したりしている。そのバランス感覚が素晴らしい。
だってネズミがこれ以上リアルに描かれてたら、それはちょっと見れないよね?(笑)
今回はジョン・ラセターではなくブラッド・バードが監督。
前々作『Mr.インクレディブル』以来2作目のPIXAR作品だ。
バード監督はとっても熱い人で、いたずらっ子のまま大人になったような愛すべきキャラの持ち主です。
ブラッド・バードお得意のスピード感溢れる映像と
音楽とが一体となって胸が躍ります。
僕はこれはれっきとしたミュージカルだと思う。
ニューヨーク・マガジン誌も
「美しいバレエのような作品」
と評している。
特筆すべきは「トイ・ストーリー」の頃にはまだぎこちなかった人間の動きや表情がここ数作品で格段に自然で表現豊かになっていること。
彼女、コレット嬢。決して美人じゃないけどチャーミング。
あらゆる面で凄くリアルに女性です。
彼女だけじゃなく悪役も含めてすべての登場人物が人格をしっかり持っているので、つい愛してしまいます。
とにかく感動した。
陳腐だが本当にこの言葉しか浮かばない。
間違いなくPIXARの最高傑作です。
間もなく劇場公開も終わってしまいますが、DVDリリースが楽しみです。
その前にもう一回劇場で見ておこうかな(笑)
待望のディズニー/PIXAR製作のフルCGアニメーション最新作だ。
いい! 最高だった!
PIXARはジョン・ラセター監督を中心にしたCGアニメの映像集団で、もともとはショートムービーを製作しては映画祭などに出品していた。そしてディズニーと共同でおもちゃの世界を描いた『トイ・ストーリー』を発表。当時フルCGでの長編アニメは初めての試み。その映像技術の驚異と夢溢れるストーリーで世界中を虜にした。
やがて『バグズライフ』『トイ・ストーリー2』『モンスターズ・インク』とヒット作を出し続け、前作『カーズ』に至るまで僕の中ではハズレが無かった。
映像技術は作品ごとに目覚しく進化を続け更にアート性を増し、物語は美しい映像と美しい音楽とともに常に新しい感動を与えてくれる。
PIXAR作品は「子供向け」と誤解されやすいが、どの作品も大人ならニヤリとするであろう懐かしい夢、思い出、ロマンが物語の軸になっている。そしてそれを子供達にやさしく楽しく語って聞かせる大人のファンタジー映画なのだ。
僕の大好きな絵画の世界で「スーパーリアリズム」という分野がある。
「えっ、コレ写真じゃないの!」と驚かされる絵。
抽象画とは対極をなし、目に映るものが全てというアートとしては軽く扱われがちな分野だ。
PIXARの作品にはこの驚きが満載。
本作品でもため息がでるような美しいパリの街が描かれている。
食器の小さな傷、グラスの中で揺れるワインに至るまで手を抜くことなくその質感を再現している。まるで香りまで再現しているかのよう。
かといって現実は街並みもそこまで美しいはずはなく、どこかでデフォルメし脚色し、排除したりしている。そのバランス感覚が素晴らしい。
だってネズミがこれ以上リアルに描かれてたら、それはちょっと見れないよね?(笑)
今回はジョン・ラセターではなくブラッド・バードが監督。
前々作『Mr.インクレディブル』以来2作目のPIXAR作品だ。
バード監督はとっても熱い人で、いたずらっ子のまま大人になったような愛すべきキャラの持ち主です。
ブラッド・バードお得意のスピード感溢れる映像と
音楽とが一体となって胸が躍ります。
僕はこれはれっきとしたミュージカルだと思う。
ニューヨーク・マガジン誌も
「美しいバレエのような作品」
と評している。
特筆すべきは「トイ・ストーリー」の頃にはまだぎこちなかった人間の動きや表情がここ数作品で格段に自然で表現豊かになっていること。
彼女、コレット嬢。決して美人じゃないけどチャーミング。
あらゆる面で凄くリアルに女性です。
彼女だけじゃなく悪役も含めてすべての登場人物が人格をしっかり持っているので、つい愛してしまいます。
とにかく感動した。
陳腐だが本当にこの言葉しか浮かばない。
間違いなくPIXARの最高傑作です。
間もなく劇場公開も終わってしまいますが、DVDリリースが楽しみです。
その前にもう一回劇場で見ておこうかな(笑)
by kemnpus-ken
| 2007-09-10 15:52
| 映画