~kemnpusの気紛れ日記~ 仕事柄更新・レスが遅れる場合があるけど許してネ


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カテゴリ:音楽( 217 )

映画 『ドアーズ / まぼろしの世界』




ボブ・ディラン曰く
「自分のレコードは興味ないよ、ベストテイクはライブの時にしか生まれないから」
ディランは歌うたびに歌詞や時に曲の長さまで変わったりもする。
その日その時のインスピレーションで歌は生まれ変わり、同時に過去に葬り去る。

ザ・ドアーズのヴォーカリスト、ジム・モリソンもそういったタイプの詩人。
バンドのメンバーも彼の気紛れに対応できるミュージシャン。
ドアーズならではの独特なサウンドではあるが、その即興性の強い演奏スタイルはロックというよりジャズに近いのかも知れない。
ファーストアルバムのあの10分を超える大作「The End」ですら即興演奏して2テイクで録り終えてるというから驚きだ。
もっともスタジオにしらふで現れたためしがないといわれるモリソンだ。
酒やLSDの影響でそれ以上の集中力が保てなかったとも言われている。

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彼を突き動かすのは常にインスピレーション。
コンサートではいかに大衆を心理的に刺激するか、そういった巧みな計算高さも伺える。
彼はその中性的なルックスと次々に湧き出るイマジネーションを武器に即興で「彼」を演じる。
次に彼がどう出るかなんてバンドのメンバーですら予測ができない。

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ドキュメンタリー映画『ドアーズ / まぼろしの世界』(2009年)

この作品のために新しく撮影された映像は1シーンもない。
(この手の映像作品にありがちな)メンバーや関係者による「彼はいい人でした」「あいつはイカレた奴だったよ」的なインタビューは一切なく、代わりにジョニー・デップの淡々としたナレーションが時系列順に物語を導く。
デップもドアーズの熱狂的なファンの一人である。
そんな彼が感情を押し殺して、ひとつひとつの出来事を確かめるかのように。

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現在の脚色がない分あの時代にすんなりとタイムスリップできる。
当時の熱狂、ジムの狂気、メンバーの興奮や困惑が、そして徐々に破滅していく空気が生々しく伝わってくる。
既に語り尽くされた感のあるドアーズ物語ではあるけど、音楽性を含めてドアーズはやっぱりいいなと思った。
これはDVDで持っていたい一本です。

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by kemnpus-ken | 2012-03-04 17:22 | 音楽

Turn! Turn! Turn! / THE BYRDS



デビュー曲、Mr.Tambourine Manに続いて65年に放った彼らの大ヒットシングル。
Mr.Tambourine Manから引き継がれしフォークソングを下地にした独創性のある歌い方と演奏は、この曲(原曲はピート・シーガー作)で更なるスタイルの確立をしたと言えるでしょう。
イーグルスなど後世のアーチスト達に大きな影響を与えつつも、この「バーズらしさ」はやっぱり彼らにしか奏でられないワン・アンド・オンリーだと思います。

このバンドの美しいコーラスワークは、僕にとって「バンドで歌う」ということに興味を持たせたという意味ではビートルズ以上のインパクトを与えてくれたかも知れません。

「ひとりひとりがまあまあでも、みんなで歌えば綺麗じゃん、カッコイイじゃん!」みたいな。

現実はそう甘くはなかったのですが(笑)

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バーズのもうひとつの特徴としてはリーダーでありギタリストのロジャー・マッギンによるきらびやかな12弦ギターサウンドにあります。
ギター専用エフェクターなんてファズぐらいしか無かったような時代に「おいおいこの人ひとりでどれだけの音数を出すんだよ」って驚いたものです。

彼の演奏スタイルの背景としてバーズでデビューする以前にプロのバンジョープレイヤーとして活躍していたことが大きいでしょう。
さらにバッハなどのバロック音楽やシタールに代表されるインド楽器の演奏法を取り入れるなど、彼自身が持つ音楽性の多彩さと探究心がオリジナリティを生んでいるのは言うまでもない。

そして彼にとっての最大の幸運は何と言っても同時代にビートルズやボブ・ディランと出会えたことでしょうね。
ビートルズに衝撃を受けてジョージ・ハリスンと同じリッケンバッカー社の12弦ギター(生産時期の違いで仕様は異なる)を手にしたことにより、のちにジョージ本人にも影響を与えるほどの創造性を発揮してしまうのであります。

クラプトンよりもペイジよりもヘンドリックスよりも
僕はロジャー・マッギン
僕の永遠のフェイバリット・ギタリストです。



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by kemnpus-ken | 2012-02-07 16:46 | 音楽

Temptation Girl / BOX



ビートルズをやりたい。
日本語で。

チューリップなどもそういった衝動から生まれたバンド。
彼らの初期のサウンドには素敵な四人の”エッセンス”がいっぱい散りばめられています。

そして88年に登場したこのBOXもそんな衝動から生まれたバンドのひとつ。

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松尾清憲のしゃくるようなボーカルを軸にした見事なコーラスワーク。
そして前に出すぎ、弾き込みすぎのゴリゴリしたベースギター(アルバムでは確か杉真理による演奏だった気がする)はビートルズサウンドそのものでした。
杉真理はほとんど聴かなかった僕も、彼らのアルバムはよく聴いたなぁ。

今自分がやってるビートルズバンドの発展形として、彼らの演奏スタイルはひとつのお手本だったり理想だったりするのかも知れない。
ビートルズになるって本当はこういうことかも。

久しぶりにBOXを聴いてそんな風に思った。


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by kemnpus-ken | 2012-02-05 14:01 | 音楽

やっぱりラトルズは面白い

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モンティパイソンの笑いのツボは日本人には遠すぎて、でも数ヵ月遅れでじわじわ可笑しくなってくるみたいな。
そんなイギリス独特のユーモア感覚が好きだ。

ラトルズも全然”彼ら”に似てないのに、どんどん似てるような気がしてくるから面白い。


ソックリに近づきながら決して一緒にならない、このこそばゆい感覚がなんともいいんだな。




そして改めて楽曲センスの良さに感動するよ。




エリック・アイドル演じるポール、やっぱ似てるわ、遠目だと(笑)
エド・サリヴァンの意図的に雑な処理の仕方もセンス抜群。



あ、これは本物のポールじゃん。
え?ポールがラトルズをカバー?
ラトルズの影響力、すごすぎ(笑)


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by kemnpus-ken | 2012-01-30 12:20 | 音楽

第三回 なんでもトリビュートセッション

一月だから寒いのは当たり前だが、昨日は最近には珍しく雨の1日。
ギターケース2個に大きなエフェクターケース。
傘が持てないです僕、みたいな。
東京赤坂のライブバー「カンティーナ」にて「なんでもトリビュートセッション(NTS)」が行われ参加してきました。
参加ってゆーか当イベント企画事務局の人間だが、一応(笑)


本当は半年に一度ほどのペースで開催されるはずだったこのセッション。
昨年は春に予定されてのだが、未曾有の大震災により中止になってしまった。
「今セッションどころじゃないだろ」
「こんなときだからこそやるべきだ」
事務局の間でそんな議論も交わされたのを覚えている。

そんなこんなで一年以上間が空いての開催である。
個人的にもいろいろあって泣く泣く他のセッションを欠席したこともありました。

本日の参加者20名ちょっと。
久しぶりに会う人も多かった。
再会が、そして新しい出会いがとにかく嬉しかったよ。

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全19曲中7曲に参加。
「毎度のことだけど抱えすぎて2~3日前からテンパってたんだろ?お前は相変わらずバカだな」
Sadmanに言われた。
図星である。
しかし大阪からはるばる高速バスでデトロイト・ロック・シティを弾きにきたアンタに言われたくない(笑)

【今回参加した曲】
鱗(うろこ) /秦基博 (ギターのみ)
Her Town Too / JAMES TAYLOR & J.D.SOUTHER (ボーカル/ギター)
My Sharona / THE KNACK (ボーカル/ギター)
ささやかなこの人生 / 風 (ギター/コーラス) 
悲しきレイントレイン / チューリップ (ボーカル/ギター)
冬のファンタジー / カズン (ギターのみ)
銀河鉄道999 / ゴダイゴ (ボーカル)



今回は全体的にも邦楽が多いのが特徴だが、僕はほとんど邦楽じゃないか。

映画『青春デンデケデケデケ』で中年教師役の岸辺一徳がこう言ったのを思い出す。

「先生にもな、外国のものがなんもかんも良く思えた時代があったよ。
今は”ユー・アー・マイサンシャイン”より”長崎の女”の方が好きなんだ」

気が付くと自分も他のみんなも洋楽離れが進んでるのかも知れない。

でもマイ・シャローナはめちゃめちゃ気持ちよかったよ。
へへ、俺はまだまだロックはやめられないぜ。
次はチープトリックでもやろうかな(笑)

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by kemnpus-ken | 2012-01-22 21:47 | 音楽

My Sharona / The Knack



たとえ一発屋と呼ばれようがベタな選曲と言われようがいい曲はいい!
気持ちいいものは気持ちいい!
脳に刻み込まれていると言っても過言じゃないだろう
僕らの青春を彩るご機嫌なナンバーのひとつです。

ヴォーカルのダグはもうこの世にいないんだよな。
この映像を観てると涙が出てくるよ。

でもTHE KNACKに湿っぽいのは似合わないよね。
今度の土曜日、この最高なナンバーに感謝の意味を込めて思いっきり演奏してくるからね。

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by kemnpus-ken | 2012-01-19 11:38 | 音楽

冬のファンタジー/カズン



今週末のセッションパーティでこの曲を演奏することになってる。
他にもThe Knackから伊勢正三まで(笑)とバラエティに富んだ計7曲に参加する。
そんな中の一曲なのだが、「直前にコード拾って当日アコースティックギターでバッキングをやればいいんだろうな」ぐらいに軽く考えていたのね、曲もよく知らないくせに。

そんでもってさっきようやく初めて「冬のファンタジー」を聴いたのよ。
ヒット曲ですからもちろんサビぐらいは知ってましたよ。

”すれ違う毎日に はぐれてしまわないように
きらめく想い出の場所へ連れてって
きっと逢えなかった時間を飛び越える
白い奇跡を信じていたの”

今更ですが、しみじみいい曲なんですね。

ふうん、ところでこれバリバリにエレキなんだ(笑)
デヴィッド・フォスターみたいなアレンジだなぁ。
ふうん、しっかりリードギターもあるんだね。
私の超苦手とする早弾きだし、
エフェクターもオクターバーなんか使ってたりなんかして。

う~ん、時間ねえぞ
これはやばいですぞ
慌ててエレキギターを引っ張り出してるのであります。

この追い詰められた感じがもはや習慣、そして快感(爆)
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by kemnpus-ken | 2012-01-17 11:43 | 音楽

Another Mind / Mr.Children




優しいだけの男なんて女は誰も求めてねえんだよ!

「抱きしめたい」など甘ったるいラブソングばかり書いて歌う二十歳そこそこの桜井和寿に対してプロデューサー小林武史が苛立って言い放った言葉。


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ミスチルを初めてちゃんと聴いたのは、彼らのサードアルバムにあたる『Versus』(93年)だった。
それまでテレビコマーシャルなどで彼らの歌声を聴くたび「耳当たりのいいバンドだな」なんて思っていました。
そして甘ったるい愛を歌うミスチルが聴きたくてこのアルバムを手にしたのでした。

そんな期待をみごとに裏切ってくれたのが1曲目のこの「Another Mind」だった。


”自分を打ち砕くリアルなものは 偽りだと目をふせてた”

”わずかなプライド守るために 誰もが必死で暮らしてる”


予想外の辛らつで重苦しい歌詞にゾクゾクッとした。
テンプターズ時代のショ-ケン(萩原健一)を彷彿とさせる桜井の刹那な叫びに惚れたよ。

思ってたバンドとは違うかも知れない。
それは嬉しい裏切りだった。

このアルバムから桜井の作詞に心の内面を歌ったものが増えはじめ楽曲に幅が出てきた。
小林武史のアレンジも冴えわたり、やがて「クロスロード」や「イノセント・ワールド」が大ヒット。
日本屈指のビッグバンドへと彼らは飛躍していったんだ。

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by kemnpus-ken | 2012-01-06 17:48 | 音楽

星になれたら / Mr.Children




作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿&寺岡呼人

92年のセカンドアルバムに収録されてた、Mr.Childrenで一番好きな曲。
もう20年も前の曲なんだね。
なんとなくジュンスカっぽいなって思ってたら作曲寺岡呼人じゃん!って20年過ぎた今知った次第(笑)

ポップで感傷的なメロディに、今だと桜井クン本人も赤面しそうなピュアな歌詞。
初期のミスチルの最大の魅力だったと思う。
あの頃ものすごく共感できて、ものすごく一生懸命聴いてたな。

星になれたらいいな

虹になれたらいいな

今でもゾクゾクするほど好きだよ。
40代半ばを過ぎた今でも僕はピュアだもん、周りが危ぶむほどに(笑)

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by kemnpus-ken | 2012-01-04 10:01 | 音楽

Please Come Home for Christmas / EAGLES

いろいろなことがあったこの一年でした。



ようやく少し明かりが射してきた気もします。



今夜は安らかで素敵なクリスマスイブを。





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by kemnpus-ken | 2011-12-24 04:59 | 音楽