~kemnpusの気紛れ日記~ 仕事柄更新・レスが遅れる場合があるけど許してネ


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カテゴリ:アウトドア( 5 )

遠く久しい渓流を想う





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沢に竿を伸ばし、流れにまかせて糸を流す

あとは息を殺して岩陰からあいつが出てくるのをじっと待つ

さっきほんの一瞬だけ、きらめく川面の奥に光る鱗を見たんだ





こうして冷たい水の流れの中に身を置いていると

頭の中にある昨日の喧騒が足元にこぼれては下流へと消えていく

明日の心配が薄れていく

こんな日はそれらを忘れるための音楽も要らない

深い森の声だけがあればいい





あれからどれくらい時間が流れただろうか

うっかりすると時間という概念も失ってしまいそう

今頃あいつはどこか別の岩の陰からぼくをあざ笑っているんだろうな




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by kemnpus-ken | 2012-02-14 15:24 | アウトドア

南アルプスのど真ん中に穴を掘る

ああ、今年も行けなかった、南アルプスの北岳。
あ、こう見えましても私、以前はテントを背負ってせっせと山歩きをしていました。
しかし今の仕事に就いてからというもの、体調と時間のコントロールが難しくなって、
すっかり大好きな南アルプスとは縁遠くなってしまった。

これが日本で富士山の次に高い山・北岳の雄姿。
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クライマーと呼ばれる人々には岩肌が荘厳な北アルプス八ヶ岳や穂高連峰・槍ヶ岳といった山の方が人気が高い。
正直南アルプスはアプローチが面倒な上、結構地味な山々です。
しかし3000メートル上空で日本一長い縦走(尾根線歩き)が可能な、別の意味でスケールの大きい山脈で、
全体に緑が多くて個人的には大好きな場所です。
うっそうとした原生林を抜けて、森林限界域まで登ったときの大パノラマの美しい景色。
あの感動は今でも忘れません。

手付かずの自然ゆえ希少かつ固有の動植物も数多く存在し、
次なる世界自然遺産への登録が推進されています。
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一方でその自然の宝庫・南アルプスが今危機を向かえています。

2025年開業予定のリニアモーターカー(JR東海・リニア中央エクスプレス建設促進協議会)の路線が、
列島を南北に走る南アルプスをトンネルで貫くコースにほぼ決まりそうな展開を見せています。
開通すれば東京ー名古屋間が40分で移動できるようになるそうです。
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もちろん歴史的・自然保護的観点から反対意見も出ていますが、
各自治体やJRなどの思惑も様々、
何より建設に5兆円のお金が動くわけですから走り出したら止まらないのが公共事業です。
実際今年の初めからトンネル工事のためのボーリング調査が既に始まっています。

しかしこれと引き替えに太古から生き続ける南アルプスの自然が受けるダメージは大きいはず。
トンネル周辺の景観も大きく様変わりすることでしょう。
そもそも狭いニッポンどれだけの国民がそこまでのスピード化を望んでいるかも疑問です。

あと途中に駅ができたりすれば人が集まりやすくなることも問題です。
アプローチが面倒だったからこそ残された自然だからです。
観光地化に目がくらんで周辺地域の考え方が変わっていくという危惧もあります。
(例えば”リニアに乗って都心から20分で行けるスキーリゾート”を造ろうなんてこともあり得なくはない)

富士山は首都圏に近く、中腹まで道路も整備されているから人が大勢集まります。
開発に切り刻まれた富士山はどう観ても無残で、正直近くには行きたくありません。
そんな風に南アルプスもなっていくのでしょうか。
今後の動向を見守っていきたいと思っています。
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by kemnpus-ken | 2008-10-14 01:49 | アウトドア

久しぶりの焚火と焼き鳥

3月13日。
旧友P君とかねてから楽しみにしていた焚火に出掛けた。

僕が道具を準備してる間に業務用スーパーで焼き鳥を買ってきてもらう。
そしてガーッと車に積み込んで午後3時に出発!
雲は多いものの今晩は雨になる心配はなさそう。
ひところより気温も優しくなっています。

焚火の薪はいつもの現地商店で買おうと思ってたらなんと置いてない!
「こんな寒い時期に誰もやらないからねえ」と店のおやじ。
そうかなあ。焚火は寒い時期ほどオツなんだけどなあ…。
しかも以前は冬でも置いてたじゃん。

商店数件と材木店を訪ねたがぜんぜん売ってない。
今から流木集めて薪割りしたら真っ暗になっちゃうぞ。
最悪の事態?
焦り始めた頃地元造り酒屋の店先でやっと発見した。
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なんとか明るいうちにホームグラウンドである神奈川県某所の河原に到着しました。
店のおやじの言う通り、広い河原をふたり占めです(笑)
今回はダッジオーブンもテントも無し。
シンプルに焚火と焼き鳥を楽しみます。

今日は修理から戻った赤ランタンの再デビューです。
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そして今回のニューアイテム、ユニフレーム社製「ユニセラTG」。
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焼き鳥専用といってもいい高級折りたたみ式炭焼きコンロでございます。
近年はなんといっても焼き鳥がメインディッシュになることが多くて、究極の焚火メシとなっております。もちろん今夜も焼き鳥を食べまくる所存です!

ランタンを点火。
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焚火はP君が担当、手際よく着火しました。さすが!
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そしてこっちも着火して宴が始まった!
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業務用の加熱済み味付きの焼き鳥ですが、手抜きと思うなかれ。備長炭で焼き上げるととんでもなく美味いんです!
手を抜くところは抜きつつ最終的に旨ければいいんです(笑)
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中でもタレ味の鶏皮、絶品でした。
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日帰りなのでお酒はNGですが、コーヒーはきっちりドリッパーで入れます。
外で飲むコーヒーは一段と至福を感じます。
でも先程P君がお父様用に買った地酒の「にごり」にも手をつけてしまいそう(笑)
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いやあ、とにかく喰った喰った。苦しいよ(笑)

お腹がいっぱいになったら焚火を囲んでゆっくりとした時間を過ごします。
やがて火を見つめながら「実はサ…」なんて悩み事がポツリ。
日頃それぞれの生活で心にしまっていた事がつい言葉になってしまいます。
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焚火の力は偉大ですね。
喫茶店ではこんな会話は引き出せません。
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しんみりしたりしながら久しぶりに深夜までP君と貴重な時間を過ごしました。
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by kemnpus-ken | 2008-03-15 09:39 | アウトドア

初雪&赤ランタン修理完了!

電話の音で目が覚めた。
天気予報は気にしてなかったけど気配を感じてカーテンを開けてみたら…
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ありゃりゃん、真っ白。
ここ数日パラパラ降ったりしてたけど事実上の初雪です。
でもこれぐらいで雪なんて言ってたら雪国の人に笑われちゃいます。

電話は留守電になったけど早速ランタンの修理が完了したという連絡だった。
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雪はシャーベット状でアスファルトには全然積もってなかった。
これならノーマルタイヤで走れそう。
車でランタンを引き取りに行くことにした。
あれま、車が…(笑)
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町田から車で20分ほど走って南大沢のWILD1に到着。
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修理したランタンを持ってきたのは若い新人君で、
修理伝票を見ながら
「燃料バルブの増し締め・チェックバルブの交換、あとオーバーホールも交換をしておきました」
「…ん?オーバーホールの交換って??」
修理の事が判る担当者に代わってもらいもう一度説明を受けました(笑)
そして天気が天気なので「物欲の園」である店内は眺めずに急いで帰った。

ジャーン!これが僕の赤ランタン(Coleman 200A)です。
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タンクの底には1972年2月に製造された刻印があります。
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永い年月の経過でタンクのラベルには割れと変色が。
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このラベルの状態もヴィンテージ価格の差に出たりします。
ですがこの程度は中の上。いい味出てると思います。


ことにコレクターはオリジナルのままにこだわると思いますが、
僕は実用品として使いたいので何箇所か変更を加えてます。

グローブ(ガラス)は通常透明なのですが、直接見ると眩しすぎるので曇りガラスタイプに変更して柔らかい光に抑えています。
ネットで見つけたOld Coleman's Factoryオリジナルのフロステッドグローブ。
透明に抜かれた木の模様がタンクの赤と合ってかわいいでしょ?
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ハンドルが当たってタンクの塗装に傷がつかないようにビニール製のグリップをつけました。
100円ショップの棒ヤスリのグリップについてたやつを流用してます。
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このほかタンクを加圧するためのポンプカップも皮製から現行のネオプレーン製の物に交換してあります。

さてさて点火チェック。
バルブを開いて点火する時のプチ爆発が未だに怖いです。
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おぉ!完璧です!
燃料バルブからの漏れもピッタリ止まってます。
オーバーホールまで交換しちゃったお陰で炎も安定してます←しつこい(笑)
う~んいい感じ。
さあヒロキチくん、中津に集合だ!焚火しようぜ!
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by kemnpus-ken | 2008-01-23 17:18 | アウトドア

赤ランタン 入院しました

アウトドア雑誌『ビーパル』の今月号では焚火に関する特集が組まれています。
やれ「薪はこのようにくべましょう」だの毎年この時期の定番記事なのですが、とっても気持ちが騒ぎます。

そもそも夏場の河原キャンプは昼は死ぬほど暑いし、車や人が多すぎて嫌いです。
それに引き替えシーズンオフの冬場はフィールドを独り占めできて、
なにより焚火の有難みが感じられていいのです。
キーンと寒い星の下で淹れるコーヒーなんか最高に美味いです。
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僕はコールマン200Aという通称「赤ランタン」(海外での愛称はThe Red)を持ってます。1972年製です。
もちろんその頃から使ってるわけじゃなくて、数年前インターネットのヴィンテージショップで購入しました。
傷もほとんどなく非常に綺麗な状態です。
赤ランタンは1980年に生産中止してしまったのですが、コレクターがいるぐらい今でも人気がある機種です。

200Aに関する詳しい話はまた次回するとして、その赤ランタンが調子悪い。
燃料バルブのあたりからガソリンが漏れてポンピングした圧が抜けてしまう。
挙句の果て前回使用したときには火達磨になりかけました。
大変危険なんです。

永年の使用で金属パーツが磨り減って漏れてるものと思われます。
しかし問題はヴィンテージ品なので交換パーツの入手が難しいこと。
そこでもう一台あるランタン(赤ではありません)から部品取りしてはどうかと考えました。

マニアは簡単に直してしまうのでしょうけど僕には分解する自信がない。
部品取りにもう1台あるんだから十分”マニア”なのかな?(笑)
結局近郊でコールマン製品に一番詳しそうなショップに持ち込みました。
燃料を使う道具なので安全に安心して使えるようにフルメンテナンスしてもらいます。
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というわけで現物は今ショップに入院しているため、写真は実はミニチュアなんです。
これサントリー「南アルプス天然水」のオマケについてたものです。
フィギュア界では高名な海洋堂というところが製作したもので、
すごくちっさいんですけど、マニアも唸るほどネジ1本に至る細かいところまで再現しています。
製作者の赤ランタン好きぶりが伝わってきます。
かわいいでしょ?

ちゃんと直ると嬉しいな。
宝物なので祈る気持ちでお店からの連絡を待ってます。
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by kemnpus-ken | 2008-01-22 13:50 | アウトドア