人気ブログランキング | 話題のタグを見る


~kemnpusの気紛れ日記~ 仕事柄更新・レスが遅れる場合があるけど許してネ


by kemnpus-ken

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

最新のトラックバック

タグ

(410)
(181)
(89)
(78)
(74)
(67)
(57)
(55)
(49)
(43)
(42)
(39)
(38)
(29)
(29)
(27)
(26)
(22)
(20)
(20)
(19)
(18)
(18)
(17)
(16)
(15)
(12)
(12)
(11)
(11)
(9)
(9)
(8)
(8)
(7)
(7)
(7)
(6)
(6)
(5)
(5)
(5)
(5)
(5)
(5)
(4)
(4)
(4)
(4)
(4)
(4)
(4)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(3)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)
(1)

その他のジャンル

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧

大人になって、もう一度ハイジ

具合が悪かったので自宅療養していたら、偶然『アルプスの少女ハイジ』が再放送されてることを発見しました。
大人になって、もう一度ハイジ_c0128722_18302349.jpg

ちょっとした楽しみにと「連ドラ録画」設定して、見れる時間に見ています。
懐かしいですね~。
子供の頃夢中になって見ていました。

かの宮崎駿、高畑勲、小田部羊一といった現在のアニメ界の巨匠たちが製作に携わってたのは有名な話ですね。
同じ時間の『宇宙戦艦ヤマト』の視聴率を下げ「打ち切り」にした原因と言われるほどの高視聴率だったみたいです。
その後このアニメはヨーロッパ各地で放映されて、世界的にも大変人気があるそうです。

お馴染み日本版のオープニング (youtube動画)↓


スペインではこんな感じ (youtube動画)↓


これがドイツになると曲も変更されています (youtube動画)↓




今放映中のお話は、ハイジがフランクフルトに連れられてきて、遊び相手としてクララと友情を育んでいるところまで進んでいました。
できれば第一話から見たかった(涙)
大人になって、もう一度ハイジ_c0128722_18532069.jpg

改めて大人の観点からもう一度『アルプスの少女ハイジ』を見て冷静に再検証(ホントかよ:笑)しているわけですが、
ゼーゼマン家の一人娘クララが暮らすお屋敷には、数々の個性的なキャラクターが登場します。

その代表選手がゼーゼマン家の執事で、いつも怒っているロッテンマイヤーさん。
大人になって、もう一度ハイジ_c0128722_1965470.jpg

「アーデルハイド(ハイジ)!何をしてるんですっ!」
ことさらハイジには厳しく当たる姿に、子供の頃はダースベイダー以上に憎い存在でした(笑)

ところが不思議、今見ると「大人には大人の事情」みたいな物が見えてきて、
彼女は彼女で職務に熱心であり、ご主人の留守をまかされているという責任の重さも伝わってきます。
彼女なりにクララを大切に思い「何かあっては大変」という責任感に押しつぶされそうになっているんです。
そこへ頭が固く、融通がきかないという性格が災いとなりあのような行動に出るのだと。

改めて見ると、ただのヒールではなく自分の不器用さゆえの孤独感や葛藤がふとした場面に描かれていたりするんです。
大人になって、もう一度ハイジ_c0128722_1924073.jpg


そのロッテンマイヤーさんに隠れて子供達の遊び相手にもなってくれる優しい使用人のセバスチャン。
ハイジが何かをやらかしロッテンマイヤーさんがあたふたしてると、いつも後ろで「くっくっくっ」と笑う姿が印象的。
でも当然「セバスちゃん」だと思っていました(爆)
大人になって、もう一度ハイジ_c0128722_19314797.jpg

クララの優しいおばあさま(左)と一緒に踊るこの紳士、馬車引きのヨハンです。
ここまではなんとか名前を覚えていました。
大人になって、もう一度ハイジ_c0128722_1937999.jpg

セバスチャンとともにゼーゼマン家に仕える使用人の彼女。
いつもツンケン無愛想な顔をしている彼女。
なんて名前だったかな~??
大人になって、もう一度ハイジ_c0128722_19404986.jpg

さすがはwiki、調べたら判明しました。
彼女の名前はチネッテ。
チネッテもハイジに少々冷たいけど、ロッテンマイヤーさんが居ない時の彼女はちょっと違う。
楽しい場を盛り上げるためにタンバリンを叩いて踊ったりもします。
でも顔は無愛想なまま、なかなかクールな女です(笑)
大人になって、もう一度ハイジ_c0128722_194717100.jpg

ある意味チネッテ嬢は臨機応変に自分を抑えて職務に専念する「デキる女」ということが言えるだろう。
彼女の私生活はどんななんだろう?
仕事柄彼氏と遊ぶヒマなんてないんだろうな、なんて思ったりして。

そんな風に脇役のキャラクターもちょっと子供の頃とは違って見えたりして、
大人になって見る『アルプスの少女ハイジ』もなんだか面白いですよ。
by kemnpus-ken | 2008-10-02 20:00 | ひとりごと(エッセイ)