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~kemnpusの気紛れ日記~ 仕事柄更新・レスが遅れる場合があるけど許してネ


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DREAM GIRLS

DREAM GIRLS_c0128722_14203382.jpg

両親までもが「すっごくいいよ」と言ってましたが、遅ればせながらやっと観ました。
なんつーか日本中から「いいよ」と言われると冷めてしまったりする面倒な性格でして。
感動した!いいよ、これ(爆)

まあ、これだけメジャー級の映画を1年遅れであれこれ書いても「何を今更」と言われるのがオチですね。
でもちょっとだけネ(笑)
DREAM GIRLS_c0128722_14423349.jpg

黒人音楽のある一時代が実に簡潔に、実に優れた脚本で描かれてます。
そして時代を映した素晴らしい楽曲のオンパレード。
ジェニファー・ハドソンの歌唱力が新人ゆえ大変評判となりましたが、
あたしゃエディ・マーフィーのJBやスティーヴィー・ワンダーばりの歌声を始めとして、
すべてのキャストに驚きました。
「歌える俳優・歌える女優」という表現はもはや失礼です。
ましてや里見■太郎が自分の時代劇の主題歌を歌うのとは比べてはいけません(笑)
あれはプロです。尊敬に値します。
アメリカのエンターテイメントの層の深さを改めて感じる作品でしたね。


とまあ、これぐらいにしておいて、突然ですがここに一冊の雑誌があります。
ここからが熱いゾ(笑)
去年の5月に買った35歳以上のオトナ向け雑誌『EX35plus』vol.2。
「1977 すべてはここから始まった」と題されて1977年に限定した特集が組まれており、
キャロルや映画『ロッキー』、少し前にブームが最熱した麻田奈美の「林檎ヌード」などの記事が並ぶ中、
同じ年に電撃解散宣言(解散は78年)したキャンディーズの特集に興味をそそられ(あ、表紙の麻田奈美にも:笑)衝動買いしました。
DREAM GIRLS_c0128722_14491760.jpg

音楽仲間ともよく交わす会話ですが「昔の歌謡曲はレベルも高くみんな歌が上手かった」といいます。確かに。
レベルが高いといっても色々洋楽を聴いた今となっては当時流行りのパクリ元が見えたりするようにもなりました。
実際にはキワモノと呼ばれ一発で消えていった歌手も沢山います。
しかしその辺も含めてそんな一生懸命な70年代歌謡が大好きです。
あ~めあ~めふ~れふ~れ、って八代亜紀が聴こえたらほら、自然に手が動くでしょ?(爆)
DREAM GIRLS_c0128722_1522450.jpg

僕はあえて言うならピンクレディ・ミーちゃん派だったのですが(笑)音楽好きとしてはキャンディーズが今でもたまらなく好きです。
3人の女の子がテレビ向きな可愛い衣裳を着て、歌に合わせて踊りながら笑顔だったり切なげな眼差しを送ったり、
そしてココが大事、歌が全員上手でコーラスワークも絶妙。
ファンの大半は男の子だったと思いますが、女の子にとっても憧れの的だったと思います。

これは間違いなく『DREAM GIRLS』の題材になったダイアナ・ロス&シュープリームスでしょ!
いやテクニック的にうんぬんじゃなくて、音楽スタイルとワクワク感の話ですよ(笑)
大ヒットした「年下の男の子」の ♪ハゥ 寂しがり屋で ハゥ 生意気で…
ちょっと妖艶な「その気にさせないで」の ♪その気にさせないで ha ha
この”ハゥ”や”ha ha”のオブリ(日本語では”合いの手”ですか?:笑)がまさにモータウンのガールズグループそのもの。
しかも■mapのようにユニゾンじゃなく”ハゥ”もバシッとハモッてるゾ。
スパンコールの衣裳も明らかにガールズグループを意識した物と思われます。

あたしゃキャンディーズではスーちゃんが好きでした。
徹底して少しぽっちゃりした健康美人派なんですね、僕(笑)
だからというわけではないですが、スーちゃんがリードをとるデビュー曲の「あなたに夢中」が一番好きな曲です。
DREAM GIRLS_c0128722_1533315.jpg

この曲の「あなたに夢中なの」というシンプルなメッセージ、
ビートルズのPlease Please Meっぽいゾクゾクするような3声追っかけハーモニー、
森田公一によるコード進行やつい口ずさみたくなるメロディも完璧。
もうこれは歌謡曲の最高峰です(←褒めすぎ)

実はデビューからシングル4枚はスーちゃんがリードボーカルなのですが、皮肉なことに国民的アイドルとしてブレイクするのは5枚目でランちゃんにリードをチェンジした「年下の男の子」からなんです。

彼女達が突然解散した理由は当時色々噂になりました。
『EX35plus』でも再び検証するような記事が組まれていますが、結局は本人達のみが知るミステリーのままです。
ただ本誌でも書かれている通り”アイドル”である以上に”プロフェッショナル”だったことは間違いないです。
オーディションを勝ち抜いた才能ある3人が、デビューまでに1年の時間をかけて合宿生活しながら歌・踊りの特訓を重ね磨きをかけた本物のパフォーマーなのです。

プロ意識が高いからこそそんなことは無いとは思いますが、弱い部分があるのも人間です。
ひょっとしたらリードボーカル交代が原因で『DREAM GIRLS』のストーリーそのままのドラマがそこにもあったのかしらん?なんて考えたりもして。

「あなたに夢中 / キャンディーズ」動画コレクション
その①レコードバージョン
http://www.youtube.com/watch?v=z4LTvu68KYk&feature=related
その②振り付け&生歌バージョン
http://www.youtube.com/watch?v=yPDFlUppC30&feature=related
その③森田公一先生と一緒に
http://www.youtube.com/watch?v=2WYq01yenvA&feature=related

やべっ、久々に聴いたら感動で泣きそうになっちゃった(爆)
ってドン引きっすか?(笑)
あ~皆さんどっか行かないで~。
音楽の話ですからね。
ただただこの曲が好きなだけなんです。

…スーちゃん、綾瀬はるかみたいで今見ても可愛いなぁ(笑)

で、DREAM GIRLSの話はどこへ?
by kemnpus-ken | 2008-04-29 16:01 | 音楽