~kemnpusの気紛れ日記~ 仕事柄更新・レスが遅れる場合があるけど許してネ


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ローカル短編ドラマⅡ 「団地のタバコ屋にて」

我が町の情景をローカル短編ドラマ 「団地の食料品店にて」というタイトルで紹介したことがあります。
今日は続編でその隣のタバコ屋さんです。
c0128722_12401755.jpg

雑貨や乾物店を併設する昔ながらのタバコ屋さんです。
最近はどこでもタバコ屋さん自体がコンビニ・自販機に押されて厳しい状況にあり、
この活気の無い町のタバコ屋さんも例に漏れず虫の息です(たぶん)。
何時行っても客らしき姿は見られず、お婆ちゃんが一人店番をしています。

”ひょっとしてアンタ神様かい?”
”あい?”
”だーから、アンタ神様かいって訊いてるんだよ”
”とんでもねぇ、あたしゃ神様だよ”


そんなドリフのコントみたいな会話が楽しめます(笑)



「すみません」
「…」
「あの、お婆ちゃん、すみません」
「…あ、あい?」

耳が遠いようだ。

「セブンスター・ミディアムをひとつ欲しいんだけど」
「あい?」
「セブンスター・ミディアム」
「しぇぶんすたあ…みであむ?」
根が生えた椅子からやっとこ腰を上げて、1.5メートル離れたカウンターを兼ねたガラスショーケースに大変な時間をかけて近づいてくる。
ちょっとした小旅行のようです(笑)

「なんでしょう?」
”え?もう忘れちゃったか?”
「セブンスター・ミディアム」

この調子じゃ銘柄やパッケージデザインなんて頭に入ってないだろうから、一緒にショーケースの外側からミディアムを探す。
”あれ?無い”
結構売れ筋だと思うけどなぁ。
「お婆ちゃん、無いみたいだからこのライトでいいや、セブンスター・ライト」
”朝から喉痛いし”

ガラスの向こうをお婆ちゃんの手が右へ左へ行ったり来たり。
「お婆ちゃん、これこれ」
どうにも見つけられないようだ。
「あ~もうちょっと右」

お婆ちゃんは突然諦めて、カウンターに置いてあったお店のタスポを黙って僕に渡した。
”おいおい、自販機で買えってか?”
しょうがねーなぁ、と頭の中でボヤきながらすぐ傍にある小さめの販売機と向き合った。

”ミディアムもライトもねいじゃん!”

今あたしはそんな訳で喉が痛いのにタール14mgのセブンスターを吸っております(笑)
それでもサンダル履きですぐ行けるあのお店は、タバコ吸いのあたしにとっていざという時の生命線だったりするのです。
c0128722_13211351.jpg

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by kemnpus-ken | 2009-09-04 13:31 | ひとりごと(エッセイ)