~kemnpusの気紛れ日記~ 仕事柄更新・レスが遅れる場合があるけど許してネ


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『アイ・アム・レジェンド』(2007年)

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『アイ・アム・レジェンド』( I Am Legend )
2007年 米国(ワーナー・ブラザース)
監督:フランシス・ローレンス
原作:リチャード・マシスン “I Am Legend”(吸血鬼 / 地球最後の男)
出演者: ウィル・スミス、サリ・リチャードソン、アリーシー・ブラガ
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新薬が原因で猛威をふるったウィルスにより世界人口の60億の殆どが絶滅していくなか、
発生源ニューヨークでたった1人生き残った男・ロバート・ネビル(ウィル・スミス)。
彼はたった0.1%の免疫保有者であり科学者であるという十字架を背負い、
生存者が一人になった今なおアンチウィルスの研究を続け、ラジオで生存者に呼びかけ続け、
そして殺される恐怖と戦いながら生きることを諦めなかった。

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ウィルスの影響で一部の人間が狂犬病にも似た凶暴性を発症し、
それがゾンビのように夜な夜な殺戮を繰り返す。
こんなシチュエーションから”ウィル・スミス版バイオ・ハザード”なんて呼ぶ人もいる。
(3度目のリメイク作品であることを考えると影響を受けてるのはバイオ・ハザードの方だと思うが)
amazon.co.jpなどのレビューを見ると、総じてあまり評判がよろしくない。
しかし僕はこの映画気に入りました。
あえて擁護したい。

どの映画でも作品を批判する人の意見の大半は次の4つに集中する。

①俳優が嫌い、または下手
②脚本に不満足、ストーリーにがっかりした
③原作と違う、原作のほうが良かった
④現実的にまたは科学的に考えるとここがおかしい、あるいは史実と違う

少なくとも①②は僕も重視する。
そして今回のウィル・スミスの演技に関しては評判はいいし、僕も素晴らしいと思いました。
しかし原作と比べたり重箱の隅をつつくような人は、そもそもがハリウッド映画を観てもしょうがないんじゃないかな。
原作を読んでしまった時点で観るのを諦めたほうがいいと思う、きっと。
こういう映画は無垢になるから楽しめるんだよ。
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冒頭で荒れ果てたニューヨークの町を、ピカピカの真っ赤なマスタングSHELBYでインパラをハンティングしながら爆走する印象的なシーンがある。
ここにも批判があった。
「あんな綺麗な車に乗って、サバイバルしてる感じがしない」
実際この2007年型SHELBYは息を飲むほど美しい。
誰が見ても雑草が生え荒れ果てた街には不似合いに感じるはずだ。
僕も”いつものウィルのええかっこ好きが出ちまった”と思った。

でも2度目に繰り返して観たら、ナンバーは店頭展示用プレートが付いており、
運転席横のガラスには新車である書類が貼ってある事に気が付いた。
つまりこのマスタングSHELBYはショールームから拝借した物なのだ。
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ショールームに飾られた新車も、海に放置された空母も、他人の家の冷蔵庫の中身も、そしてスタンドのガソリンも、
もはや誰の物でもなく彼の為以外に何の価値も持たないというのを描きたかったのだ。
もうひとつ、彼の本当の愛車はもっと実用的で埃まみれなのが別のシーンで登場する。
凶暴化した感染者に居所を知られないよう乗り換えてるのではとも考えられる。

誰も味わったことのない孤独を振り払うように新車のマスタングで狩りをし、
空母の上でゴルフの練習をし、ビデオ屋にマネキンを並べて話しかけたりするのだ。
そうやって気を晴らしながらなんとか生きることを続ける、そんな主人公がなんとも痛々しい。
孤独の描写が秀逸でありこの映画のハイライトなのです。
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3年前に妻子を失い唯一の家族となってしまった愛犬サマンサがとうとう倒れ、ロバートは絶望の淵に落とされる。
彼は傷ついた身体を引きずりながらいつものビデオ屋に行き、マネキンに話しかける。

”Hallo...Hallo....
Please say "Hallo"me...Please say "Hallo"me...”
(ハローって僕にも答えてくれないか)
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ストーリーも映像もよく出来てると思うけどな。
正直苦手だったウィル・スミスも好きになりました。
僕はこの映画好きだぞ、誰がなんと言おうと。
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by kemnpus-ken | 2009-01-02 02:46 | 映画