~kemnpusの気紛れ日記~ 仕事柄更新・レスが遅れる場合があるけど許してネ
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何度観ても泣いてしまうシーン Part 1
『レナードの朝 / Awakenings』 (1990年 米国)
医師・オリヴァー・サックス著作の医療ノンフィクションをロビン・ウィリアムズ(セイヤー医師)とロバート・デ・ニーロ(レナード・ロウ)の主演で映画化。
1960年代にブロンクスの病院で実際に起こった奇跡、
嗜眠性脳炎の患者20名にパーキンソン病向けの新薬L-ドーパを投与し覚醒させたが、耐性により効果が薄れていった状況の物語で、
映画では献身的な医師セイヤーと患者レナードの触れ合い・友情が描かれています。
公開当時付き合っていた彼女がロビン・ウィリアムズの大ファンで、僕はデ・ニーロに夢中だった。
「どっちが名優かあとで議論しようぜ」なんて言いながら映画館に入ったのを覚えてる。
そのシーンは終盤にやってくる。
レナードの症状(顔面の引きつりや全身の痙攣など)がぶり返し、
彼が想いを寄せる女性に「惨めだから会うのはもうよそう」と別れを告げたあとである。
彼女は立ち去ろうとするレナードの手を取ってそっと抱きしめ、そして踊り始めた。
最初は戸惑うレナードだったが、それまで激しかった痙攣がその時だけピタッと止まり、表情がスーッと穏やかになっていく。
この時のピアノの調べが何とも切ないのだ。
そしてレナードは鉄格子の付いた窓越しにいつまでも彼女を見送る。
「どっちが名優」なんて話はどっかにすっ飛んで泣いていました。
結末を知ってる2回目以降からは更にきつい。
僕は18年経った今でもこのシーンにやられてしまいます。
by kemnpus-ken
| 2008-12-19 06:46
| 映画